こんにちは
まさぴよです
ついに発表されたNikon Z6Ⅲ!
スペックや特徴をまとめてみました
Nikon Z6シリーズとは?
Nikon Z6シリーズは、ニコンが誇るフルサイズミラーレスカメラのラインナップで、高感度性能と高速連写機能を兼ね備えたオールラウンダーとして位置づけられています。Z6シリーズは、静止画から動画まで、幅広い撮影シーンに対応するための多様な機能と高い操作性を提供しています。
スペック:
- センサー: 24MP「部分積層型」CMOSセンサー
- 連写性能: メカニカルシャッターで14fps、電子シャッターで20fps、最大1000枚のRawファイル連続撮影
- 手ブレ補正: 最大8.0段の効果を持つボディ内手ブレ補正
- EVF: 5.76Mドットの高輝度・広色域EVF
- 液晶モニター: 3.2インチ、約210万ドットのフルアーティキュレーション式
- 動画: 6K/60p N-Raw、6K/30p ProRes Raw、5.8K/60p H.265内部ビデオ録画
- プリバーストキャプチャー: 高解像度モードでのピクセルシフト
- 発売: 2024年7月12日
その他の特徴としては、改善されたオートフォーカス機能があり、Nikonの最近のモデルで見られる3Dトラッキングや被写体認識が含まれています。AF速度はZ6 IIに比べて最大20%向上しており、Z8やZ9と同等のパフォーマンスを提供します。また、F1.2レンズを使用した場合、最大–10EVまでの低照度でフォーカスが可能です。
デザインに関しては、Z6IIIは前モデルよりも大きく重くなっていますが、Z8と比べるとかなり近いサイズ感を保っています。より広くて厚みのあるボディでありながら、しっかりとした快適なグリップを提供しています。
これらのスペックにより、Z6IIIは写真撮影だけでなく、動画制作においても高いパフォーマンスを発揮することが期待されます。特に、6K解像度でのRAW記録が可能となったことは、映像クリエイターにとって大きな進歩と言えるでしょう。さらに、Nikon Imaging Cloudへの対応により、写真の共有や管理がより便利になります。
Z6III – 概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング (nikon-image.com)
特徴:
- 世界初の部分積層型CMOSセンサー: 高速処理回路を積層配置したことで、読み出し速度がZ6IIの約3.5倍に向上。これにより、最大約120コマ/秒の静止画撮影や、フルHD 240pの動画撮影、さらに6K 60pのN-RAW動画のカメラ内記録が可能です。
- 高速連写とプリキャプチャー: 最大約120コマ/秒のハイスピードフレームキャプチャー+[C120]時にもプリキャプチャー機能が利用でき、鳥が飛び立つ瞬間のような一瞬も見事に捉えることができます。
- EVFの進化: ミラーレスカメラ史上最も明るいEVFを搭載し、4000cd/m²の明るさで、太陽がまぶしい環境でも被写体のディテールまで鮮明に確認できます。576万ドットの高解像度で、画面の隅々まで細かく鮮明に見ることができます。
- 4K動画制作: 12bit 6K RAWと10bit 5.4K ProRes 422をサポートし、すべて内部記録可能。これにより、クロップ、ズーム、トラック、ブレ補正などのエフェクトを柔軟に加えることができます。
- フルHD 240pスローモーション: H.265をサポートし、24pタイムラインでの編集時に10倍のスローモーションを柔軟に実現できます。
- Nikon Imaging Cloud: Wi-Fiを介してZ6IIIと連携し、新しいインスピレーションを生み出すとともに撮影後のワークフローをスムーズにするニコンの新しいクラウドサービスです。有名クリエイターが作成した「イメージングレシピ」を提供し、Z6IIIで撮影した写真をカメラから自動的にアップロードし、様々なサードパーティーのクラウドストレージや共有サービスにシームレスに転送・保存できます。
これらの特徴により、Z6IIIは革新的な撮影体験を提供し、写真撮影だけでなく、動画制作においても高いパフォーマンスを発揮することが期待されます。特に、高速連写やプリキャプチャー機能は、スポーツや野生動物の撮影において、決定的な瞬間を捉えるための強力なツールとなるでしょう。
また、EVFの進化は、明るい屋外での撮影においても、被写体を正確に確認することを可能にします。さらに、Nikon Imaging Cloudの導入により、撮影後のデータ管理や共有がより効率的かつ創造的に行えるようになります。
Z6III – 概要 | ミラーレスカメラ | ニコンイメージング (nikon-image.com)
Z6ⅡとZ6Ⅲのスペック比較:
機能 | Z6II | Z6III |
---|---|---|
画素数 | 24.5MP | 24.5MP |
画像処理エンジン | EXPEED 6 | Duo EXPEED 7 |
ISO感度 | 100-51,200 | 100-64,000 |
連写速度 | 14fps (メカシャッター) | 60fps (FX), 120fps (DX) |
EVF | 369万ドット | 576万ドット/4000カンデラ |
動画 | 4K UHD | 6K/60p N-Raw, 6K/30p ProRes Raw |
記事のまとめ
Nikon Z6IIIは、最新のミラーレスカメラ市場において、その革新的な技術と進化した性能で注目を集めています。特に、世界初となる部分積層型CMOSセンサーの採用は、高速連写や高解像度動画記録といった分野で大きな進歩をもたらしています。このセンサーにより、Z6IIIは最大約120コマ/秒の静止画撮影と、6K 60pのN-RAW動画のカメラ内記録を実現しました。
また、EVFの進化は、屋外での撮影においても被写体を鮮明に確認できるようになり、写真家にとって大きな利点となっています。576万ドットの高解像度と4000cd/m²の明るさを持つEVFは、これまでにないレベルの視認性を提供します。
動画制作においても、Z6IIIは6K RAWと5.4K ProRes 422の内部記録をサポートし、クリエイティブな表現の幅を広げています。さらに、フルHD 240pのスローモーション機能は、動画クリエイターにとって新たな可能性を開くものです。
Nikon Imaging Cloudへの対応は、撮影後のワークフローを効率化し、写真の共有や管理をスムーズに行えるようにするなど、ユーザーの利便性を高めています。クラウドサービスを通じて、写真家やクリエイターは新しいインスピレーションを得ることができ、作品の価値をさらに高めることが期待されます。
全体として、Nikon Z6IIIはその高性能と多機能性で、写真愛好家からプロフェッショナルまで幅広いユーザーに適したカメラと言えるでしょう。革新的なセンサー技術と進化した動画機能、そしてクラウドサービスへの対応により、Z6IIIは今後のカメラ市場において重要な位置を占めることになると予想されます。このカメラは、写真撮影のみならず、動画制作においてもその性能を存分に発揮し、クリエイティブな作品作りをサポートすることでしょう。
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